ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 日本一高い高層ビルはどこ?麻布台ヒルズの全貌と2026年以降の展望

日本一高い高層ビルはどこ?麻布台ヒルズの全貌と2026年以降の展望

白石 千尋 白石 千尋 • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
目次

東京の空を仰ぐと、都市の景観が目まぐるしいスピードで塗り替えられている事実に圧倒されます。日本の大都市圏では大規模な都市再開発が相次ぎ、ビルの高さ競争はかつてない新次元へと突入しました。観光名所として親しまれる展望台から、最先端のビジネス拠点、さらには天空のラグジュアリーレジデンスまで、超高層ビルが果たす役割も大きく変化しています。

長らく関西のランドマークとして頂点に君臨していた「あべのハルカス」の記録が破られ、日本の建築史は新たなチャプターを刻み始めました。現在どのビルが日本一の高さを誇り、どのような魅力や特徴を備えているのか。そして2026年以降に控えるビッグプロジェクトまで、日本の超高層ビル事情の最前線を余すところなくレポートします。

【2026年現在】日本一高い高層ビルは「麻布台ヒルズ森JPタワー」!高さと注目の見どころ

高層ビル日本一

現在、高層ビル日本一の座に君臨しているのは、東京都港区に誕生した麻布台ヒルズ森JPタワーです。その高さは地上64階・地下5階、約330m(建築基準法上は325.49m)に達し、長年日本一の座を守っていた大阪の「あべのハルカス」(300m)を約30m上回るメガタワーとして誕生しました。

特筆すべきは、すぐ隣に佇む東京タワー(332.9m)との高さ比較です。自立式鉄塔である東京タワーとほぼ同等のスケールを持つ建築物がオフィスや住居を内包するビルとして出現した光景は、東京のスカイラインを一変させました。緑豊かな中央広場を中心に設計された「Modern Urban Village」をコンセプトに掲げ、低層部にはラグジュアリーブランドや文化施設、デジタルアートミュージアム「チームラボボーダレス」などが集結しています。

最上層(54階〜64階)には、世界的名門ホテルブランド「アマン」が手がける最高級レジデンス「アマンレジデンス 東京」が配置されており、単なるオフィスビルにとどまらない都市機能の集積地として国際的な注目を集め続けています。

最新の超高層ビル高さランキングTOP10|あべのハルカスから東京ミッドタウン八重洲まで

日本の主要都市における超高層ビル高さランキングを整理すると、首都圏の大規模再開発と関西の拠点が上位を占めていることが鮮明になります。現在判明している国内の超高層ビル高さ一覧は以下の通りです。

順位 建物名 所在地 高さ 竣工年
1位 麻布台ヒルズ森JPタワー 東京都港区 約330m 2023年
2位 あべのハルカス 大阪市阿倍野区 300m 2014年
3位 横浜ランドマークタワー 横浜市西区 296m 1993年
4位 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 東京都港区 約266m 2023年
5位 麻布台ヒルズ レジデンスB 東京都港区 約262.8m 2025年竣工
6位 りんくうゲートタワービル 大阪府泉佐野市 256.1m 1996年
7位 大阪府咲洲庁舎(さきしまコスモタワー) 大阪市住之江区 256.0m 1995年
8位 ミッドランドスクエア 名古屋市中村区 247m 2006年
9位 JRセントラルタワーズ(オフィスタワー) 名古屋市中村区 245.1m 1999年
10位 東京都庁第一本庁舎 / 東京ミッドタウン八重洲 東京都新宿区 / 中央区 243.4m / 240m 1991年 / 2022年

東京駅前で存在感を放つ東京ミッドタウン八重洲(240m)など、近年の再開発ビルはターミナル駅直結の利便性と高度な複合機能を兼ね備えている点が共通しています。

日本一高いビル展望台と体験の違い|あべのハルカス・横浜ランドマークタワーとの比較

超高層ビルを訪れる際の大きな醍醐味となるのが、眼下に広がる絶景を楽しめる展望台です。「ビルの高さ日本一」と「一般開放された展望台の日本一」には明確な違いが存在します。

大阪のあべのハルカスに位置する展望台「ハルカス300」は、58階から60階の3フロアで構成される地上300mの展望スペースです。360度ガラス張りの屋内回廊や吹き抜けのウッドデッキ構造を備えており、誰でもチケットを購入して気軽に登れる純粋な観光型展望台としては、今なお国内最高峰の高度を誇ります。

対照的に、横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」(地上273m)は、日本屈指の最高分速750mを誇る超高速エレベーターで約40秒で到達するダイナミックな体験と、横浜港を一望できるパノラマビューで根強い人気を維持しています。

一方、麻布台ヒルズ森JPタワーの33階「スカイロビー」は、開業当初こそ一般開放されていましたが、現在はオフィスワーカーや居住者、特定施設の利用者向けのスペースへと運用が変更されています。単なる展望スポットとしてではなく、プライベートかつ洗練された滞在価値を重視する設計思想が反映されています。

日本の超高層建築を支える耐震構造|巨大地震をいなす最先端エンジニアリング

世界屈指の地震大国である日本において、300mを超える超高層ビルを安全に建設・維持するためには、極めて高度な高層ビル耐震構造が不可欠です。近年のプロジェクトには、過去の大震災の教訓を取り入れた最先端の構造工学が惜しみなく投入されています。

麻布台ヒルズ森JPタワーをはじめとする最新ビルでは、建物の変形や揺れエネルギーを効率よく吸収する「粘性体制震壁」や「高減衰ゴムダンパー」、巨大な「オイルダンパー」を建物全体に最適配置する制震システムが主流です。これにより、震度7クラスの大地震が発生した場合でも主要構造部へのダメージを最小限に抑え、揺れ自体を素早く収束させます。

加えて、停電時にも数日間から1週間程度ビル機能を完全に維持できる非常用発電設備や、コージェネレーションシステムを導入するなど、災害時の広域避難場所や事業継続計画(BCP)の強固な拠点としての役割を確立しています。

歴代日本一高いビルの系譜|霞が関ビルからサンシャイン60、平成・令和の覇権争い

日本の超高層建築の歴史は、都市の発展と土木・建築技術のイノベーションの軌跡そのものです。

1968年に竣工した霞が関ビルディング(147m・36階建て)は、日本で初めて100mを超えた「超高層ビルのパイオニア」として歴史の扉を開きました。その後、1978年には池袋にサンシャイン60(239.7m)が誕生し、アジア一の高さを誇るランドマークとして一時代を築きます。

バブル経済末期の1991年には、丹下健三氏設計による東京都庁第一本庁舎(243.4m)が完成。そして1993年、ウォーターフロント開発の象徴として誕生した横浜ランドマークタワー(296m)が約21年間にわたり日本一の座を保持し続けました。

2014年、あべのハルカスが日本初の300m到達という快挙を達成し、2023年には麻布台ヒルズ森JPタワーがその記録を更新しました。約半世紀の間に、日本のビルの最高到達点は147mから330mへと倍以上に引き上げられています。

日本一高いタワーマンションと2026年以降の高層ビル建設予定|トーチタワーが拓く未来

近年はオフィス中心の超高層化だけでなく、日本一高いタワーマンションとしての居住機能の高度化も加速しています。麻布台ヒルズ森JPタワー上層階の「アマンレジデンス 東京」は居住施設として国内最高所の位置を誇り、隣接する麻布台ヒルズレジデンスB(約262.8m)も住居専用棟として国内トップクラスの高さを誇ります。

そして今、建築業界と都市ファンの視線が注がれているのが、東京駅日本橋口前で進行中の大型再開発「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区の中核を担うTorch Tower(トーチタワー)です。

高層ビル建設予定2026の進捗において最重要となるこのプロジェクトは、地上62階・高さ約385mという未踏のスケールを計画しています。2027〜2028年の竣工を目指して工事が着々と進められており、完成の瞬間には麻布台ヒルズ森JPタワーを約55m上回り、名実ともに新たな日本一の超高層ビルが誕生することになります。

トーチタワーの上層部には、屋外の風を感じられる半屋外の空中散歩道やウルトララグジュアリーホテル、大型ホールなどが組み込まれる計画であり、東京の国際競争力を大きく底上げする起爆剤として期待されています。

【日本一の高層ビル】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:日本一高いビルと東京タワー、東京スカイツリーの高さの違いは?
A1:建築物(ビル)の日本一は「麻布台ヒルズ森JPタワー(約330m)」ですが、自立式電波塔を含めると日本一は「東京スカイツリー(634m)」、第2位が「東京タワー(332.9m)」となります。麻布台ヒルズ森JPタワーは、東京タワーとほぼ同じ高さを持つ巨大なビルです。

Q2:一般の観光客が登れる展望台で日本一高い場所はどこですか?
A2:チケットを購入して一般入場できる展望台としては、大阪の「あべのハルカス(地上300m・ハルカス300)」が現在も日本一の高さを誇ります。次いで横浜ランドマークタワーの「スカイガーデン(地上273m)」が続きます。

Q3:次に日本一になる「Torch Tower(トーチタワー)」はいつ完成しますか?
A3:東京駅日本橋口前に建設中のトーチタワー(高さ約385m)は、2027年度から2028年度にかけての竣工を予定しています。完成すれば麻布台ヒルズ森JPタワーを抜き、新たな日本一の座に就きます。

Q4:超高層ビルは地震の揺れで倒壊する危険性はないのですか?
A4:国内の超高層ビルは極めて厳格な建築基準と構造計算に基づき、制震ダンパーやオイルダンパーなどの最先端耐震技術を標準装備しています。大地震の揺れを効果的に吸収・分散させるため、倒壊の危険性は極めて低く、災害時の強固な避難拠点としても設計されています。

日本の超高層ビルは、霞が関ビルから始まった半世紀以上の歴史を経て、麻布台ヒルズ森JPタワー(約330m)の誕生により300m超えの新たなステージへ到達しました。単なる高さの記録更新にとどまらず、環境配慮や安全な防災拠点機能、多様な都市機能の融合など、その質的な進化は目を見張るものがあります。

さらに数年後には、東京駅前に約385mのトーチタワーが姿を現し、日本の都市風景は再び劇的な変貌を遂げることになります。世界中の人々を惹きつける日本の新たなランドマークたちの動向から、今後も目が離せません。

同じカテゴリの記事

白石 千尋

スポーツ取材歴8年。試合結果と選手情報はリーグ公式・記録サイトの数値を一次情報として扱い、数字の裏付けを必ず取ります。

おすすめの関連記事